太陽光発電の接地:各接続の役割
太陽光発電システムの各接地接続の役割を、架台、インバーター、SPD、接地バーごとに解説します。概念の解説で、具体的な要件は現地の規格に従います。
接地は何のためにあるのか
太陽光発電システムの接地は、1本の接続ではなく、目的の異なる接続の集まりです。この記事では概念を解説します。具体的な要件(ケーブルの断面積、抵抗値、接地極の種類、直流側の規則)は、お住まいの国の規格と機器によって決まり、資格のある専門家が定める必要があります。
感電からの保護
故障時に電流が安全な経路を見つける
- 金属部を接地につなぐ
- 故障時に保護装置が動作できる
- 筐体に電圧が出るリスクを減らす
等電位ボンディング
部品間の電位差を小さくする
- 架台、フレーム、筐体を互いにつなぐ
- 金属部どうしの電位差を防ぐ
- 保護装置の動作を助ける
サージと雷
余分なエネルギーの逃げ道
- SPDがサージを大地へ逃がす
- 良好な接地があって初めて働く
- 雷保護システムが必要な場合、その代わりにはならない
各接続とその役割
各機器をタップすると、その働きが分かります。図では、接地の接続はすべて同じ接地システムに届きます。
大地までの経路
実際の図は、たいてい同じ考え方で描きます。各金属部は共通のバーへ出て、そこから大地へ向かいます。
- 1金属部を洗い出す
架台、パネルのフレーム、インバーターの筐体、分電盤、金属製の配管です。
- 2すべて接地バーにつなぐ
通常は、各部が他の部品に頼らず連続性を保てるよう、バーまでそれぞれの導体でつなぎます。正確な配置は設計と規格に従います。
- 3バーを接地極につなぐ
バーは、規格と設計に従って、設備の接地システムへ続きます。
- 4確認して記録する
連続性と接地は、施工時とその後定期的に、資格のある専門家が測定して記録する必要があります。
よくある失敗
推奨すること
- 架台と金属の種類に合ったコネクターと端子を使う
- SPDのケーブルは短く、急な曲がりを避ける
- 接地端子についてはインバーターの説明書に従う
- 測定と記録は資格のある専門家に任せる
避けること
- 架台だけで電流を大地に流せると考える
- 接触すると腐食する金属を、処理なしで混ぜる
- 緩んだ接続や、雨風への対策がない接続をする
- 別の設備や別の国の値をそのまま写す
規格と責任について
- 施工業者に、どの規格を使ったかを尋ね、測定記録を求める
- 架台、インバーター、分電盤の間に等電位ボンディングがあることを確認する
- SPDが短いケーブルで大地につながれているか確認する
- 特に雷の多い地域では、接地の定期点検を依頼する
Editor Solarで図を描く
この記事の図を読み込んだEditor Solarです。機器を移動し、ラベルを変更し、部品を接続して、PNG・SVG・PDFで書き出せます。無料で、すべてブラウザー上で動作します。
試してみましょう: 図にパネルの架台をもう1つ加え、同じ接地バーにつなぎましょう。接地の接続箱をどこに置くかを記入してください。
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